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1. |
アニメーショントリッピング
04:45
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今日も何もせんと一日が終わってしまった
こんな日に若さを消費して一体何になるんだろう
でもまた愚息に左手をかける
インターネットとサンプリング
ようやく辿り着く64小節目の現在
何もしないことも青春の一部と言えるほど僕は老けていない
ショーウィンドウに並べられた感情
眺む列を悪く言うことのさえ飽きた
シーズンオフのホテル 落ちる夕日
野球は見ない
ルール分かったふりをして
僕は永久の彼方 そこに彷徨える幽霊
存在しない悲しさだけ求めて沈む
アーアーアー just like a before world
アーアーアー tripping animation
アーアーアー just like a before world
アーアーアー 哲学の真似よバイバイ
でもね結局ただのミーハー
堕落してこう アニメの世界へ
堕落してこう
落ちていく / 上がっていく 視界は
止めどない広がり
過ぎる時は早く 過ぎた時は遠く
記号化する身体
過ぎる時は早く 過ぎた時は遠く
記号化する身体
さらばテレビ、さらばヤンキー
さよならInternet Exploler、Windows7、FLASH、Geocities、魔法のiらんど、log2.jp、iモード
さようならインターネット
全ての更新されなくなったサイトに捧ぐ
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2. |
私の人生、君の人生/オリーブ少女とゆとり君
03:24
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もう一日は朝の十時で終わっている
そんなこと忘れてまた分かり合おうとする
勇敢な戦士たちは臆病な季節と共に
不健康に過ぎた日々だけに悲しむ
ずっと眠たそうな君がイヤホンを解く
ショッピングモールを出ると外はもう夜のよう
その時代 その時間 その人 の感情
二人はこの街で出会った
この国のどこにでもある普通の街
君の人生、私の人生 心がだれて重なる瞬間
君の人生、私の人生 虚ろに溶けて駆けてく瞬間
ありふれた物語や 積みかなさる景色のレイヤーや
九十年代八十年代が動き出してる
ありふれた意味の花束や積み重なる肯定の期待が
とめどなく流れて あー
君の人生、私の人生 時間が溶けて重なる瞬間
君の人生、私の人生 夢中に過ぎて褪せてく瞬間
ありふれた物語や色褪せてく景色全てや
見せ方と見方だけが変わってく
求めてたクリシェの楽園は あー
降り始めた
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3. |
初恋
07:37
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五月雨は緑色
悲しくさせたよ一人の午後は
恋をして淋しくて
届かぬ想いを暖めていた
好きだよと言えずに 初恋は
ふりこ細工の心
放課後の校庭を 走る君がいた
遠くで僕はいつでも君を探してた
浅い夢だから 胸をはなれない
まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり
林檎畑の樹の下に
おのづからなる細道は
誰が踏みそめしかたみぞと
問ひたまふこそこひしけれ
夕映えはあんず色
帰り道一人口笛吹いて
名前さえ呼べなくて
とらわれた心見つめていたよ
好きだよと言えずに 初恋は
ふりこ細工の心
風に舞った花びらが 水面を乱すように
愛という字書いてみては
ふるえてたあの頃
浅い夢だから 胸をはなれない
放課後の校庭を 走る君がいた
遠くで僕はいつでも君を探がしてた
浅い夢 だから 胸をはなれない
胸をはなれない 胸をはなれない
今もはなれない 今もはなれない
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4. |
物語との踊り方
00:55
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完全に目が死んでる浪人生
僕はカネコアヤノで精神を保ってた
ずっと朝でいいのに
それなら一日が終わる不安に恐れなくて良い
滔々と続く歴史の塊
切り取れ束の間のeverybody
に見える何か すがる神は もういないか
嫌いな奴は自分に大体似てる
How to dance with story
Want you get
How to dance with story
Want you get
この曲は作り途中
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5. |
広告と芸術
01:40
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6. |
目の表現
00:52
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7. |
ウルトラブルー
05:01
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君と世界の外に行こうと言っていた夏が永遠に終わっていた
消えた宝の地図の場所もわからずに
空の青の裏の怖さ
夏の映像
どうしようもない日常の
一瞬のその瞬間にいつも君がいたような気がした
このまま二人舟になろう
まとめてゴミ箱に捨てた青春の塊
ドアの前に一人立っていた
そこまでどうやってきたのか忘れた
でも涙が流れた後があった
とても静かな涙だった
子供の頃、デジカメで撮った
いろんなことが上映している場所があったんだ
僕はそれを見ていたのか
分からないけど
思い出の中取り残されたんだ
もう出ることはできない
大切な決断を間違えたんだ
大切な人々 大切な日々
過ぎるときは早く
過ぎた時は遠く
モノクロ かすれた昔の虚像は全て偽物だったんだ
僕は永久の彼方 いまだそこに彷徨える幽霊
存在しない悲しさだけ求めて 沈んでいく
死んでいく
懐かしい夏の記憶
過ぎ去ってもそれは虚無
どうしようもない日常の
一瞬のその瞬間にいつも君がいたような気がした
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8. |
シミュラークル
04:59
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インターネットからアプリへ
広がりは消えていく
切り抜かれた文脈
物語は消えていく
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9. |
キウーイ
04:06
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カメレオンみたいに這い寄る
タコ足配線の街うろつく
いつの間にかまた反実仮想
眠気のポタージュ 移ろいし背景
昔が好きなだけ
それだけでニヒルな気持ちなって 無重力
今だけ時間経って ドレドミレ
浮き上がる午後の陽
考えすぎて待ってる
今の中夢中で過ぎてたって クソ眠い
ミキさん言ってたって 思い出す
なんかまた夜になる
淫靡な目つき ピアノの上の猫
アイロニカルなアクションペインティング
割れたスマホと歪なファンデーション
情景描写 自分なりのピングドラム探す旅へ
昔が好きだけって
その時間いたとて何思って 無責任
今だけ時間経って ドミファソレ
浮き上がる午後の陽
郊外 街の繁栄
腹の中 クラシック聴かしたって
アパートで暮らし 進んでって 文理だけ
朝のまま居とこう
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10. |
春の終り、夏への扉
06:37
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起きれば現代の日本の ここは某都
オットセイの情勢利かす今世
トットラングレン押して増えた音声
最大気温が二度上昇中
ようやく2020年代に慣れてきた
アリかナシかで言うとナシ寄りのアリ
可視化したい歌詞がかさまししたり
秒針を追うコード進行
気づいたらずっとツイッター見てた
今を生きることも
今から逃げることも辛いから
過去に憧れていたんだねと気付いた朝
ずっとネット繋がらないし
あの映画もネタバレ間違ってみちゃったし
ありふれた若さ持て余し
聞き慣れた思想や批評だし
異世界旅行なんてどうでしょう
セカイ系 日常系へ溺れよう
けれども現実とはちょい違うし
今どこにいるか分からんし
とうとうと続く歴史の塊
摑み取る束の間のエブリバディ
皆と同じになりたい 仕方ない
何も必要ないけど全て欲しいな
何周目の思考か分からんが
いっそもう全部やめてしまおうか
もう何も思わない
何も感じ取らない
そんな楽さを手に入れてしまおうか
そう何も考えなくて良い
もう君は考えなくて良い
無意識の海の奥へ
そう何も考えなくて良い
もう君は考えなくて良い
苦しみなんてもうないんだろう
そう何もしなくて良い
もう何も思わなくて良い
無意識の海の奥へ
そう君は君じゃなくて良い
もう僕は考えなくて良い
苦しみなんてもうないんだろう
いや、でも僕は囚われ続けたい
目に見える世界で苦しみ続けたい
若さに溺れ悩み続けたい
なんかそう思った
6604回目のサンプリングループの離脱
帰結点を消す あの物語 2人は船になれなかった
哲学は諦めの歴史 やめる
明日の自分を殺して質屋に入れて
今日の自分を生き延ばす日もあった
何周も何周も何周もして逆にこれが良いとかじゃなくて
ひねくれた僕とミーハーな君
今日くらいはヒットチャートで踊ってみよう
コーヒーがイメージの中で溶ける
白い海岸線の向こうに深い緑の森が広がる
透明のコップが水蒸気のように浮かび上がる
雨粒が溜まった白い建物だけがそこにある
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11. |
夏のいけにえ
04:54
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永遠の奥に水平線 閉じる海岸線
防波堤に書かれたエンドレスサマーはまるで宗教
電柱の影が伸びて 電線の漏れ日を感じていた
伸びすぎた前髪 眼鏡をかけ直す
教室から校庭を見て
放課後の陽だまりにいる制服の塊
視界 伸びていく町の奥さえも
ずっと覚えているだろう
パピコの蓋に溜まったアイスあるいは
ぬるくなった麦茶を飲み込んだ時の感じ
タイルの上 団地の階段をずっと歩いた
もう戻ることは(もう消せ)できない
うだる夏がまた何もせず終わる
教会の前の通り 少しだけ生ぬるい風が吹いたけど
夏はいけにえになって飛んでいた僕の体
夏草揺れる線路の上
ずっと歌詞を思い出した
そこに置いたポータブルCDプレイヤーと
写真の右下の隅にある日付はいつ
深夜の衛星放送 市民プールの塩素の匂い
地方のボウリング場の汚れたピンのオブジェ
冷房で凝った肩 自転車を思い切りを漕いだ
道路の溝に捨てられた今はないジュースの空き缶
VHSの青とオレンジのビビット
90年代の憂鬱も2000年代の空虚も
雨のあと街が吸い込んでいた
うだる夏がまた何もなく終わる
教会の前の通り 少しだけ生ぬるい風が吹いた
夏のいけにえになって飛んでいた君の言葉
あの角を曲がると、夏は終わっていた
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Produced by Mattya potato salad
Recorded from Studio Color Sweet Dressing
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