暑​中​見​舞​い​/​逃​避​行

by You must believe in spring (as マッチャポテトサラダ)

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1.
死にてー まるで君は夏のいけにえみたいだ 物語始まる前、二人はまだ寝静まっている 今はただ全てを休めて 子供のまま。子供のまま。
2.
台所の雨 04:31
3.
降り出した雨が 窓から 君たちを見つめてる 決めたんだね この街から この街から モノクロの映像が モノクロの映像が 震える 震える モノクロの映像で
4.
遠いどこかへ長い間行くと決めた時 開いた家のドアの向こうに広がる景色は いつもと全く同じだった 沢山の約束の果て 僕らは何を得たの? だから最後の約束を持って 旅に出よう 行こう 今、放たれていく カーキ色の空、青になる直前 荷物をまとめて 約束の踏切で 水を見るような気持ちで君を見つける できるだけ遠くの切符を買って できるだけ何も考えない できるだけ君を見ていた 前髪と君だけが僕を守る 輝きは失うためにあるわけじゃなくて、 輝くためにあるって知ってる子供たちだけのための鎮魂歌を 夢のようにおぼろげな道 笑い合いながら走っていた いつまでも続くとは思わない 振り返ることは無い
5.
花笑い 02:17
懐かしい夏の日差しが現れた って感覚、段落 泣きそうになって 無理矢理笑う (とこが好き) 死にたいって言われても なんて返せば良いか分からないんだ。 あっけないブルー もう一度嘘言おう もう一度笑おう ララララ もう一度夢見よう 溶ける前に空は失い(笑い)、終わりの光を刺した 夏の日差しになった君は (眠れ 幽霊 己れ 透明 震え) 微笑む 言ってはいけない嘘を 僕は言った もう一度ぼろぼろ 舞い散る桜よ もう一度桜よ / 舞い散るぼろぼろ 僕は….
6.
ねえ、私たちこれからさ どうなるの? ねえ、私たちこれからさ どこ行くの? 夢見る日々なんて 夢見る日々なんて 夢見る日々なんて 夢見る日々なんて 僕らには 僕らには (ここから即興のため耳コピ) ねえ、私たちこれからさ 行く当てなんて無いの分かってるのに なぜか歩き出して そのままどこか 責任逃れ そのまま高架下の中で 昨日見た夢の通りでは このまま北へ行ったら 行ったら良いって 言ってた 言ってた 神様が言ってた でも神様なんか信じてないもんね 二人で行けばさ このまま二人で行けばさ 神なんて何も無い部屋で ねえ、私たちこれからさ 楽しもうね ねえ、私たちいくらでも 楽しめる (終わりまで短いのか分かってるから)
7.
色々考えたんだけど こんな言葉しか出てこなかったんだ 走る。走る。僕らは走る。 (逃げる、ハ、逃げる、ハ) 日没の鉄塔 知らない駅 人生の線路が今、切り替わる 例えば相談をしたら、 「苦しい」という呪いにかけられてるだけで 何も苦しいわけではないと言われ、合っている、それで それは果たして解決になるのだろうかと考えてしまった とにかく目が見えない 海のなかのような気持ち さよならを言って 言い訳ばかりの日々に / 夕焼けばかりの日々に さよならを言って 今からは 笑うだけ (泳いでいく) もしそれが正しいとして 正しいことを言うのは正しいのか 伝え方 タイミング 常に考えなければならないのに 夏の暑さにやられ僕ら、おかしく? 空を伸ばして、手へ 忘れてたけど僕ら天使だったはず 見えないものが見えてきて なんだか嬉しくて笑えるんだ 間違って踏み潰しちゃった生き物が感謝している あの音楽も微笑んでる (落ちていく 落ちていく 落ちていく) 二人で溶けていこう 溶けていこう 溶けていこう 溶けていこう 溶けていこう 溶けていこう 何から逃げてるんだっけ? 愛の輪 I know world 訳が分からない 天使は笑う
8.
ふやけたボンボヤージュ 二人で 一人で 持ち歩く にやけた二人の花言葉 (普通の花言葉) みたいな感じの牛たちが 泳ぐこの森は 時計塔の上の星座みたいな 時空の予感を 音楽流して 邦楽流して (華やか 華やか 厳か 厳か) あの頃みたいに聴かせて トラウマの中でうずくまる部屋から助け出して 手を引っ張って連れてきてくれたのは君だから(僕だから) 要求も虚しく 闘牛士の遠吠え響く 呼吸を合わせて 知らない道を二人で間あっすぐ (二人であれば明日ぬ) 国道沿い あのビルの向こう 歩くの遅い 感情移入を引こう 格納庫 辿り着く嘘
 マルボーロ ナット・キング・コールを
 全部が全部敵に見える あのビルもあの人もあのポスターも あの影もあの海もあのビルもあの全て全部全部全部 (遊びながら 遊びながら 遊びながら 全部めんどくさくなる 全部諦める 全部飽きる スピード 無駄じゃない時間なんてない 退屈という自由 充実という不自由) 君だけが 君だけが 君だけが 君だけが 檻の中でFly Out 体たぎりサイダー 君の言葉リサイタル 退化 痛いか?見たいな 意味の一体化 てか意味ないか ファイアーファイアー 耳鳴りの倍が愛だ 君との間 何か 僕らストレンジャーズ 変わっているから美しい 僕らストレンジャーズ 分かっているから悲しい 僕らストレンジャーズ 狂ってる君だけが正しい 僕らストレンジャーズ 分からないこそから美しい ヘラヘラして余裕そうで 楽しいと不安そうになる 君は病気で素敵だ 結局僕は普通だ 溶けて解けてうららかで 雨が降ってまた止んで また降ってまた止んで また降って止んで 痛い 居たい 痛い 居たい どこ? 痛くない?w 震えるwwww
9.
もう春が終わったみたいに (永い春)
10.
ばか
11.
青について
12.
天佑をつかんだ 円融のスナイパー
13.
震える視線 震える手と手 メガネのふちに溢れ出た汗滴る先、静脈とミサンガ ぐちゃぐちゃになった口の中 互いのベロ 糸 吐息 何をやっても終わりがあるから良いね 誰もいない観覧車 全身の毛穴が開いて風が通る 無限の彼方を想定して、息を吐き続ける 笑う 笑う 笑う 震える笑いを押さえつけて 雑草が刺さって痛いのに こんなに痛いのに にやり 地響きするようにあなたのイメージ イメージを失い続ける イメージを得続ける とめどなく溢れ出る血液でも君は指を噛んで 僕は痛みや痒さに耐えて、慰めの境地。伯爵が笑う エメラルドの感情に至った高貴な方々に敬礼 さながらその白い肌の私はいないタンバリンの飛行機の音が 慈悲深い ドラムが叩いたから人工的な花の匂い 勇者になりました 誰かが見ている 誰かに見られている だから薬 ピッタリと入り込んで君から離れない 増える 増える 震える 秘密のエチュード 百年間の毎秒に刻まれた思い出たちが今、 東京はお台場の湾へと飛び散って君が受精する ドロドロのぐちゃぐちゃの だらだらの血みどろの 安定しない視線の震えが 華やかな化粧が汗で溶けていく 滲み出た素肌に指を擦り付ける 華やかで素敵な音楽みたいな どこかの国の行進曲みたいな 見たことないのに金色の空 みんなが見ている みんなが見ているのに こんなこと 耳が柔らかい音が聞こえる 位置が変わり続けるこの僻地で 壊れかけの虹の中で泳ぐあなたの顔を見てふと 白鳥を思い出しちゃのであなたの絵を描いている 炭酸果汁のユートピアみたい 重装歩兵の侵攻みたい 首の付け根をゆっくりと 甘い汗の匂い 夢が作られるのと同じ理論で人を殺す工場 ぬるい生ぬるい 暑い 科学みたいだ かさぶたを舐めて 目玉を泡に ほら笑って 昭和五十九年の全ての21時15分につぐ。 全ての活動をやめなさい。 あなたがたがいるから全てがある。 君の先を舐めたら鳥が飛び出た 僕の触手が伸びた、ほら 散らばってたイメージがまだ息を残してた 鏡開きみたい 他人に期待しない はきりしない意識 足にびちゃり君に 誰かが見ている 僕の精子を包んだティッシュで殺された虫が見ている いつも愛すべき天気に恵まれた凡人の子供たちは機関車が好き 豪速球で走り続け、丘を這い寄るグランドピアノの鳴り方みたいだ君の声 変だ!誰かが (震える視線 震える手と手  保ち続けよう これは何) (唾の匂い 開いた  君の匂い 抑えた) 教室の隅 日に日に君は変わっていった その目つきで世界の何を見てるの? 堕落ちゃん 堕落ちゃん アリバイくれよ
14.
線路にて 02:44
15.
アイスクリームが溶ける理由
16.
内心 僕は飽きていた でもさっき 君は笑っていた いつも 僕はこんな調子で 暑いのに ポッケに手入れてる 風が吹いて 同じシャンプーの匂いがした ラララ その気がないのに頷いて 平気で嘘ついて笑ってる 都合の悪いこと無かったことにする 人の話を聞かない 全ての話を終わらそう だって僕らには何も無いから やらなきゃいけないことがあったはずなのに 忘れてしまったんです そんな午後 不意に出た真面目なセリフも 癖で冗談にしてしまう僕ら ラーメン屋で流れる雑なアイドルソングで 箸が立ち止まった ヘラヘラして余裕そうで 楽しいと不安そうになる 君は病気で素敵だ 全ての話を終わらそう きっと僕らには何も無いから 真珠と眠りと向こうみずを 逆さまに進むエピローグ 君がわかってくれたらいいのに いつか
17.
何が魔法をかけたのか
18.
ドントトラストサーティーン
19.
夏を終わらせるために, 受難ボーイとミスノックアウト
20.
組曲「千の夜のためのアリア」
21.
(即興のため耳コピ) 震える 震える 震える 病弱な眼差しをして 振り返った モノクロの映像が モノクロの映像が モノクロの映像が モノクロの映像が 曖昧な輪郭の中で 過ぎ去った 何cm?何秒?何年?の瞬間が 震える 震える 震える 悲しい 震える 震える 震える 震える モノクロの映像が モノクロの映像が モノクロの映像が モノクロの映像が モノクロの映像が モノクロの映像が モノクロの映像 震える 震える 震える 震える 震える 遠い空へと 飛び立つ鳥は 病弱そうに 病弱そうに見つめる 見つめられた後のような気配を残したまま モノクロの映像が モノクロの映像が 震える 震える 震える 震える モノクロの映像が 白い雲 あ、空が消える 見えない 見たことのない 彼女の
22.
23.
(即興) 言ってしまえば 言ってしまえば ただの悪足掻き、なのにね
24.
最果てにて
25.
8yearsago (summer later)

about

何に逃げているのかさえ分からない。答えなんてとっくにわかってるはずなのに、二人は夏の逃避行の果てに何を見るのか。

恋人たちの逃避行をテーマにしたコンセプトアルバムで、二人の歩みが毎日更新されています。

credits

releases February 1, 2024

prg & sing & guitar & bass by Mattya Potato Salad
mixing & mastering by Mattya Potato Salad

artwork by Mattya Potato Salad
maked at color sweet dressing (Mattya Potato Salad's house)

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all rights reserved

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otoChfto records Japan

Since 2017
Produced by Mattya potato salad
Recorded from Studio Color Sweet Dressing

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