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歴​史​は​夜​作​ら​れ​る

by 朝の群れたち

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1.
まだ眠い 00:42
2.
森にいる 02:40
生卵を持った人たちが 耐水の音楽作る いつの間にか青春が終わって ワンモアタイム お呼びなさった哀愁のおじさん ゲレンデかけて笑顔になってて その時撮った写真が永遠 ワンモアタイム 森は揺れている 人々は群れている 鬼は踊っている 幽霊はテレビ見てる 森がお好み焼き食ってる 人々はサインの練習してる 鬼はぐれている 幽霊は蝉育ててる 風切ってロンリネス 混ざりやるせない 最終ガール 揺れるサイダー みたいだ どうにかなるわけない 森はズレている 人々は既にもげている 鬼は増えている 幽霊は休んでる 森がセロリ食ってる 人々は品がある 鬼ははぐれている 幽霊はへこんでる 風切ってロンリネス 混ざりやるせない 最終回 揺れるサイダー みたいだ どうにでもなるらしいな
3.
4.
飛び立つ魚たちは青信号の前で待ち続ける 入居者を待ち続けるマンション群があり続けるこの街で 光るうろこ しょうもないね しょうもないね しょんないね しょんないね しょうがないね しょうがないね しょうもないね しょうもないね 飛び立つ魚たちは青信号の前で待ち続ける 入居者を待ち続けるマンション群があり続けるこの街で 光るうろこ しょうもないね しょうもないね しょんないね しょんないね しょうがないね しょうがないね しょうもないね しょうもないね 桜井が壁に見えない 桜井がサビが見えない 侍が窓に見えない さすらいがそこに居ない 飛び立つ魚たちは青信号の前で待ち続ける 入居者を待ち続けるマンション群があり続けるこの街で 光るうろこ しょうもないね しょうもないね しょんないね しょんないね しょうがないね しょうがないね しょうもないね しょうもないね
5.
昼が夕方に変わろうとしているとき 僕はようやく起きて一日を始めた 君はまた怖い小説を書こうとしている 駅前のずうとるびとか 横浜銀蝿ぐらいしか 邦楽は無い中古レコード屋で カーティスメイフィールドの輸入盤を 見つけた時みたいなそんな日々を僕は待っていた  私たちが暮らす海 当たり無しまずまずのくじ 知らない街の歩き方らしい 郊外に広がる幽霊の団地 もぐり込み 溺れたように 突然降り出した雨が 自転車を漕ぎ続かせて 暴雨の中 轟音を立てて走り続けるクジラは どこへ向かうのだろう ベットの上、夕焼けで赤くなった天井を見て 僕はまだ動くやる気さえも失ってた 隣の子供の声、外の選挙カーの声が部屋に響いている 駅前の通りにいた面白くなさそうな男女が TikTokの話ばかりで言葉を費やして 土曜日は雨ばかりで人生が終わっていた 花は枯れ 蝉時雨 夕立は晴れ ピンクの暮れ みな呪いを背負っているこの街で 気後れするほどに背中が痒い 何気ない何かが人を変える ということを信じ切れなくなった 変な絵を校庭に大きく書く 少女の時の君だけを見ていた 私たちが暮らす海 当たり無しまずまずの暮らしだし 知らない街の歩き方らしい 郊外に広がる幽霊の団地 潜り込み 溺れたように 突然降り出した雨が 自転車を漕ぎ続かせて 暴雨の中 轟音を立てて走り続ける電車は どこへ向かうのだろう
6.
7.
眠らない 02:12
8.
20201203 03:08
9.
平和依存 04:04
愛想悪そうな女が入店 ウイスキーすする俺の視界ぼやけ 事件の嫌な予感がしてきた 内装がファッションみたいな ライオンの柄のバーで 俺はハードボイルド気取る 平和依存する探偵さ   どんどん照明が暗くなる 客全員お茶飲んでるから 湯気がすごい 銀色のスーツケースを持った男が般若心経唱える 目に光のない店主が引き金を引く 女は自分で持ってる薔薇の茎で手を負傷してて面白い 見てないふりして俺はウイスキーをすする 愛想悪そうな女が入店 ウイスキーすする俺の視界ぼやけ 事件の嫌な予感がしてきた 内装がファッションみたいな ライオンの柄のバーで 俺はハードボイルド気取る 平和依存する探偵さ
10.
03:31
東京は夜の七時 そんな時間に起き始める 夕暮れの光が照らす天井を 僕はベットに寝転び ずっと見ていた こんなに外は嫌いなのに 薄暗い部屋の窓を見てる 矛盾だらけのこの街で 眠ることだけが楽しすぎる 本当は僕らなんでも できるはずで 諦めている方が楽だから ここに留まっていた 逃げ出した人間らしさ どこへも行かないよ、と言う彼女のように 天国の中で 幽霊みたいに 見せかけの天国みたいに 見せかけの自由みたいに 見せかけの諦めみたいに 見せかけの平和みたいに ジョアンジルベルトみたいに
11.
緊急停止は無駄な海辺に レーザーライトで青を開く 熱がまだ上がっているみたいに歩く 曇った空に線を引く 瞬間で青が消える妄想 見えなかった夏の日の暴走 ドラマが終わる、空に挟まる構想 見えない声 見えない声
12.
冬のあっけらかんとした空気は夏の始まりに似ている 甘い蝶のように滲む偶然の夕陽丘 同時に、何もピアノになって 18時の駅のホームにざっと入り込む群れたち 遠くに知っている人の笑い声が聞こえた気がしたけど 知らない人だったよ 彼はバタフライをして、何かを語っていた ぼんやりとした映像がずっと流れている ふと思い出すふりをして悲しくなる
13.
目を開けたらずっと 流れてたBGM 意味のない日々に委ねた 絵を描けたらもっと 目を光に当てて 痛い 痛い 痛い 痛い 朝の群れたち 夕方に起きて朝眠る 朝の群れたち 通り抜ける夜を見つめる 目を開けたらずっと 群れていたい 群れていたい 群れていたい 言葉は人を繋ぐよ きっと 目を開けたらきっと 明けている一日 意味のない日々を委ねた 手を挙げたいもっと 夢の中の昔の自分は 居ない 居ない 居ない 朝の群れたち 夕方に起きて朝眠る 朝の群れたち 通り過ぎる僕を見つける 目を開けたらずっと 群れていたい 群れていたい 群れていたい 言葉は人を繋ぐよ きっと

about

魚、幽霊、犬、猫、ペンギン。
睡眠中毒者による音楽の交換日記。

大学受験失敗後、一日の大半を睡眠に費やしていたマッチャポテトサラダが同じ生活習慣の原祥太と、夜な夜な行なったジャンルを横断する半眠音楽の交換日記のいまだ未完成の成果物が半年の歳月を経てついに日の目に。虚実のあわいに溺れる(長時間睡眠)二人の細男が紡ぐ謎の音楽群。

Fish, ghosts, dogs, cats, penguins.
A musical exchange diary by a sleep addict.

credits

released June 1, 2023

All by Asa No Muretachi (Mattya Potato Salad & Shota Hara)
Mixing & Mastering by Mattya Potato Salad
Artwork by Mamu, Mattya Potato Salad

#1 - #10 & #12 - #13 composed by Mattya Potato Salad
#11 composed by Shota Hara

Asa No Muretachi are
Mattya Potato Salad (prg, vocal, guitar, bass)
Shota Hara (prg, vocal, guitar, bass)
twitter.com/asanomuretachi

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otoChfto records Japan

Since 2017
Produced by Mattya potato salad
Recorded from Studio Color Sweet Dressing

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